TM NETWORKを語るよ

TM NETWORK デビュー~東京ドーム終了コンサートまでについて語ります

RAINBOW RAINBOW

TM NETWORK ファーストアルバム
1984年4月21日発売


RAINBOW RAINBOW

〈収録曲〉

1. 「カリビアーナ・ハイ」
2. 「クロコダイル・ラップ (Get Away)」
3. 「1/2の助走 (Just For You And Me Now)」
4. 「1974 (16光年の訪問者)」
5. 「クリストファー」
6. 「イパネマ'84」
7. 「金曜日のライオン (Take it to the Lucky)」
8. 「RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)」
9. 「パノラマジック(アストロノーツの悲劇)」

エンジニア:Toshiro Itoh
マスタリング:Teppei Kasai
レコーディングスタジオ:Sony music六本木、STUDIO JAK
マスタリングスタジオ:Sony Music 信濃町スタジオ

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まだ小室みつ子は参加していない。
後に名曲として語られる1974、金曜日のライオンを収録。
まだこの頃のサウンドはTMの代名詞である「シンセサイザーによる打ち込みサウンド」の印象は薄くオーソドックスなポップス風。

しかしながら1974のイントロのシーケンスなど人間で演奏できない音(ピコピコサウンドとか言われていたようです)はある。

[*これは私がGET WILD以降にTMを知って、遡って聞いた印象であるので、当時リアルタイムで聞いた人にはまた違う印象だったかもしれません]


エンジニア陣は伊藤さんが既に参加していて後期TMと同じ布陣となっている。

クレジットに記載されているソニー六本木スタジオ、信濃町スタジオ 共に現在は閉鎖・解体されこの世には無いのが残念。

こういう言い方は何だが 売れなかったアルバムである。

 

なお当時TMネットワークは、小室哲哉木根尚登宇都宮隆の他、小泉洋の4人構成だったという話もあり、音楽の部分は小室+小泉のチームでほとんど作られていたとの話もあります。

YMO+ボーカルというようなコンセプトでもなく、生の楽器を沢山使っているところなど、どこのサウンドを狙っているのか?が曖昧なのは、それまでのロックバンド活動などを引きずった印象もあります。