TM NETWORKを語るよ

TM NETWORK デビュー~東京ドーム終了コンサートまでについて語ります

Self Control


Self Control

 

 

 

 

 

Self Control

1987年2月26日発売


1.Bang The Gong (Fanks Bang The Gongのテーマ)
  作曲・編曲:小室哲哉

2.Maria Club (百億の夜とクレオパトラの孤独)
  作詞:小室哲哉/作曲:小室哲哉木根尚登/編曲:小室哲哉
  

3.Don't Let Me Cry (一千一秒物語)
  作詞:神沢礼江/作曲・編曲:小室哲哉

4.Self Control (方舟に曳かれて)
  作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉


5.All-Right All-Night (No Tears No blood)
  作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉


6.Fighting (君のファイティング)
  作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉


7.Time Passed Me By (夜の芝生)
  作詞:小室みつ子/作曲:木根尚登/編曲:小室哲哉

8.Spanish Blue (遙か君を離れて)
  作詞:小室みつ子/作曲:小室哲哉木根尚登/編曲:小室哲哉

9.Fool On The Planet (青く揺れる惑星に立って)
  作詞:小室みつ子/作曲:木根尚登/編曲:小室哲哉

10.Here, There & Everywhere (冬の神話)
  作詞・作曲・編曲:小室哲哉

ミックスダウンエンジニア:Toshirou Itoh
レコーディングスタジオ:音響ハウス、スマイルガレージ、SEDIC、ソニー信濃町スタジオ、ソニー六本木スタジオ

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TMネットワーク 4枚めのオリジナルアルバム。

木根尚登がサングラスを外しているジャケット。

先行シングルの Self Controlを含む全10曲集録。

まだ後にTMのイメージになるシンセサイザー&打ち込みサウンドではない。

ただしSelf controlで使われているリフをメインに楽曲を構成し、繰り返しによる印象を強くする手法がこの辺りから確立し始めている。

3曲目 Don't Let Me Cryのリフパターンやコード進行は後の代表曲、GetWildの前身のようだ。

トランペットやサックスなどブラスを多用したアレンジが目立つようになる。

当時のアメリカンポップ音楽を意識した内容は後のKISS YOU,HumanSystemのロサンゼルス録音につながるのが興味深い。

このアルバムの後、Get Wildで大ブレークを起こすのだけれど、このアルバムで「売れてきたという実感が感じられた」と本人たちが語っているように
TMネットワークのブレイク前夜といったアルバムであると思う。