TM NETWORKを語るよ

TM NETWORK デビュー~東京ドーム終了コンサートまでについて語ります

Fighting~君のファイティング~/TM NETWORK を制作しました。


 

TMネットワークのアルバム「Self Control」全曲コピー企画

6曲目です。

作詞:小室みつ子  作曲:小室哲哉

アルバムの中でも人間っぽいというか打ち込みのビート感が無い曲でMIDIで作るのには結構難しいグルーヴ・リズム感となっています。

アルバムSelfControlは参加ミュージシャンは書かれているのですが、誰がどの曲を演奏したか?が書かれていないので不明なのですが、ドラムは青山純さんかなと思っています。

 

簡単な解説と再現説明になります

・ドラムス
重く気だるい雰囲気を出しているドラムですがハイハットも刻まずに時々アクセントを入れるのみとなっています。
重い音なのでGrooveAgentのNashvilleキットを基本に使って各パーツのピッチやミュート具合を調整しています。
スネアはおそらくかなり離れて立てた別々のルームマイクを左右に配置しているので響きが左だけ強かったので、同じ様になるように再現してみました。
タムは生演奏の他に後から足したのかリズムマシンのタムも鳴っているので同じ感じに再現しました。(スネアもサビ前のキメだけ足されているようです)

 

・ベース
これも有賀啓雄の生演奏なのでEZ BASS指弾きで打ち込みました。

 

・キーボード類
ピアノは”生ピアノをKurzweil 250で一度サンプリング”との情報があったのですが、一番似ている音がUVI Emulation IIのピアノと他の生ピアノ音源を混ぜて自然なコーラス感が出るようにしました。(補足としてピアノをサンプリングして使う理由はタッチの強いカキーンとした音で全部鳴らしたいから、、だと予想します)

地味に入っているシーケンスですがFMのマリンバ系なのでYAMAHA TX81ZでCAROLで使ったマリンバとピコピコっぽい電子音を混ぜています。
イントロから鳴るベルはUVIの中からRoland D50、KORG 03R/Wを足しています。もしかしたらエレピも一緒に鳴っているかも?と思いましたが入れませんでした。
ストリングスはチェロパートと上下オクターブで鳴っているの3パートが基本ですが、最後のサビリフレインのアウトロで3パートくらい重なって追加されてきています。
ストリングスはUVI Emulation IIのチェロとRoland JV-1010のストリングスを使いました。(JV-880や03R/Wだと強すぎる音のため)
その他、サビのシンセブラスはUVIのOberheim、Aメロのオブリガードはピチカートとエレピと三味線の音を混ぜています。

 

・ギター類
アコギは多分、木根さんかな?あまり派手なことをしていないです。

RealGuitarを使いました。
エレキギターはサビでパワーコードとブリッジミュートで刻むの2本です。
Real Strat+BIAS FX2,AMP2を使いました。

 

・サックスソロ
ソプラノサックスのソロですが、手持ち音源のソプラノではどれもマイルドすぎたのでアルトサックスを使いました。
ソロ部分はV HORN、アウトロ部分はFable Sounds『Broadway Lites』を使用しています。
音色が独特のつまった感じがあるのでWah PEDALを使って似た感じになるようにしました。