TM NETWORKを語るよ

TM NETWORK デビュー~東京ドーム終了コンサートまでについて語ります

Dawn Valley をカバーしました。

TM NETWORK humansystem アルバム全曲カバープロジェクト

最後の曲は Dawn Valley


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インストの曲ですが全曲作成する企画なので・・

曲については説明不要ですね。

 

オリジナルに近くなるようにタイミングや強さをなどを細かく調整しています。


機材などですが

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Resistance をコピーしました。


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TMネットワーク humansystem 全曲コピー企画

Resistanceになります。

この曲はFANKSは知っていると思いますが本来はバラード調のゆっくりな曲だったのですが

GETWILDに続くアップテンポな曲がほしいという事でアレンジされたバージョンがシングルになりました。

シングルという事で信頼性の高い、ドラム青山純、ギター鳥山雄司と日本のスタジオミュージシャンで録音されています。

 

サウンドなどの解析など

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Fallin' Angel をMIDI打込みで作りました。

TMネットワーク humansystem アルバム全曲コピー企画

Fallin' Angel です。


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作詞:小室みつ子 作曲:木根尚登

木根曲なのが意外な感じのアップテンポな曲ですが、サウンドは基本ロックバンドになっています。

曲を解剖していくと、アルバム1曲めChildren of the New Century同様にキーボードはオルガンがメインで、生ドラム+シンセベース+エレキギターで構成されています。

イントロに一回だけ入ってくるバッキングのセクションはまさに小室哲哉の手癖フレーズなのですが ここ一回しか出てきませんね。

オルガンはおそらくハモンドB3を使っていると思うのでドローバーを場所場所で変えているようで これを再現するのは無理と判断してオクターブ違いのパートを書き出して

場所によってバランスを変えるという方法で作ってみました。

所々に入るオルガンのフィルのような音ですが、グリスしたものを16分音符でクオンタイズしてガチャガチャっと鳴るようにしています。(おそらく本物もそうして作ったと思われます)

このテクニックは BEYOND THE TIME とかOperaNightなどでも使われていますよ。

 

イントロと間奏に出てくるアクセントのような「バーン・・・ドーン・・」という音は

M1のベル系の低い音をゴングのようにしたものと、スプラッシュ系のSE(シャーという音)、さらにSAW系の音を混ぜています。

 

左右で鳴っているシーケンサーはEOSボイスカードの音色をEDITしてYAMAHA TX81Zで鳴らしています。

 

ベースは同じくボイスカードからFMベース定番の音とスラップ系のベースの2音色をTX81Zで、それにMoog系の低音ベースを足しました。

 

ドラムは生音系はGrooveAgent+SSD5などを組み合わせて

タムの音は加工された音に聞こえたのでRX5のサンプリングを使いました。

 

また この曲(というかアルバム全体的に)コーラスパートが多いのでコーラスは1人で頑張って録音しています。

 

 

その他

歌詞ですが 歌い出しが「エンジンオイルがヒートして スクランブルでトラブルダウン」のところとか

なんとなく 語呂の感じがGet Wildに似てるなーと思いました。

こういうAメロの譜割りって日本語が全然はまらないんですよね。

カタカナ英語を混ぜてしのいでるところが似てます。

滑舌難しくて歌いにくそうなところも。

 

 

 

 

 

TMネットワーク、Telephone Line を作りました

TM NETWORK アルバム humansystem 全曲コピー企画

やっと5曲目に突入です。

 

このTelephone Line 、木根尚登の大好きなELOに同名の曲があるのですがテンポ感は似ていますが曲自体は全然違います。

コピーしてみて感じたのはコーラスで構成されているサビの感じがTime Passed Me By~夜の芝生の大サビに似ていて"まさしく木根バラだな”ということ。

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BE TOGETHER を作りました


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アルバム humansystem 全曲コピー企画 3曲目

BE TOGETHER です。

最初結構簡単にいくかなと甘くみていたのですが、はじめてみるとなかなか手ごわい曲でした。

 

■解析と解説

・Drum
レベッカ小田原豊が演奏していて今までにないテイストのサウンドが特徴。
この曲はチューニングの影響かスネアの共振が常に入っていて、キックやタムを叩いた時に「ザ!」とスナッピーが鳴る音が結構強くスネアを叩いていないタム回しの時もスネアが鳴っているように聞こえています。
逆にそれがこの曲独特のワサワサ感というかドタバタ感になっているので、そこを再現しました。(スネア+タムのデータでスネアのスナッピーを鳴らして足しています)

間奏とエンディングに登場する変わったタムの音ですが、最初はFM音源のエレタムを混ぜているのかと思っていましたが、タムにフェイザーを強くかけた音だと判明しましたので再現してみました。
ライブで小室哲哉がPADを叩くパフォーマンスの印象が強くそれにイメージを引っ張られていたようです。

 

・BASS
シンセベースですがイントロとエンディング、本編で2~3種類切り替えているように聞こえます。これもDX7IIだと思ったのですが重低音が異常に太いのでMOOGとかを足しているかもしれません。

エレキギター

ギターですが松本孝弘演奏です。レコーディング参加はまだあまりやらせてもらえなかった時期なので内容も控えめで、ソロ以外のバッキングはほとんど聞こえません。

特に前半なんか一生懸命聞いても全く聞こえなかったので後半しか入れませんでした。(エレピ的なキーボードの音に聞こえていているかも?不明です)

 

・シンセその他
バッキング系はエレピやFMの金属的な音色が多く使われていますが、意外とオルガンが多用されています。
音色を聞くとシンセのオルガンではなく実際のハモンドを使っているかな?と思いました。(音色切り替えとかが演奏中にあったりするため)
XB3の発売が1991年なのでやはりB3あたりの本物を演奏しているのではないかと予想します。

イントロやソロに登場するシンセリードですが、これは再現不可能的な音でした。サイン波だと思うのですが異常に鋭くてパワーのある感じが再現できませんでした。
一応似た音色をCherryAudio MemoryModeで作りました。

 

・その他
この曲というか、このアルバム全体的にコーラスワークがアレンジの重要なポイントを占めているのでコーラス沢山入れました。

特にサビのこの雰囲気は人声のコーラスでないと出ないと思います。

 

使用機材など(いつもと変わらずですが)

・Drums : GrooveAgent5  + SSD5

・Bass : YAMAH TX81Z

・E.Gtr:Real LPC + Bias AMP2 & FX2

・シンセ:UVI関連、Halion Sonic3、YAMAHA TX81Z、Roland JV-880 & JV-1010

 

 

 

 

 

 

Betogether