TM NETWORKの1987年発売のアルバム「humansystem」の一曲め
Children of the New Century のインストバージョンをMIDIで制作しました。
実はCAROLアルバム全曲コピーの後に モチベーションを上げるためアルバム全曲コピーをやっていこうと決めまして、Twitterにてアンケートを取ったところhumansystemに決まったわけです。
曲順に作っていくのですが
このアルバムは1曲めが手強かった。
アルバム通してほぼドラムは生演奏だし、癖の強いミュージシャンが参加してますし
Children of the New Centuryに関してはベースがカシオペアの桜井哲夫という事で
TM曲では珍しい生のスラップベースが中心で、そこ作るのが苦労しました。
☆曲の解説になります
イントロから入る16分音符のシーケンスですが、これそのままスクエアに打ち込むと
この曲独特のスピード感が出ません。
演奏を分析すると一番高い音の場所が36分音符シンコペに近いくらい突っ込んでるんです。
かなり早く弾いてるんですね。そこかなり重要でした。
シーケンス音についてはアナログシンセ的なポコポコ音と金属的な音(多分ギターか何かのサンプリング?)で構成されていて全く再現できませんでした、、、。
ベースですがよく聞くと3種類入っています。生演奏のスラップベースの他にイントロのアドリブっぽい場所にはシンセベースが白玉で追加されています。
また、途中のキメのセクションではDX7っぽいシンセベースがリフをなぞって入っています。
ギターですがクリーンギターと歪ギターの2本ですが、クリーンの方でスラップぽい奏法をやっていたり(イントロとか)歪の方ではアーミング炸裂なので打込みで作るのは結構苦労しました。
キーボードは細かいリフはクラビネット的な音レイヤーでシンセブラス的な音が鳴ってます。
静かなパートではプラック的なピコっというアタックの付いているPADが裏メロをやっています。
結構この時期は発売されたばかりのRoland D-50をレコーディングでは多用していたんじゃないかな?と想像します。
最後の外国人の喋りは英語発音サイトで出力した音を編集して似せてみました。
リバーブやエフェクト関係はスネアのゲートリバーブなど当時の機材っぽくしたかったので
SPX90やSPX990のIRデータや、プラグインのRoland RE-201、H3000を使用しました。
☆使用機材など
Bass : EZ BASS、memory-mode、TX81Z
Drums : SSD5 + Grooveagent
シンセ:TX81Z、UVI関係、KORG M1
Guitar:Real Strat
その他:YAMAHA FX550 (Bass&CleanGuitar)